狼と香辛料 ★★★★★


狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

剣も魔法も活躍しない。行商人と美しい狼神が繰り広げるエポック・ファンタジー



個人的に大当たりな作品。
星5つをあげましょう。

これで銀賞なんて。金賞はどれくらいすごいのか、と期待がふくらみます。



以下感想


読み終えた時、ほんわかと、優しい気持ちになれました。
それがこの本の一番の魅力かな、と思います。


物語としては、やや盛り上がりに欠けたかな、というものは否めないような気もしますが
通して感じれたほのぼのした感じもとても良かったと。


豊穣の狼神ホロですが、妙に人間臭いところも良かった。
そんなホロと主人公ロレンスの掛け合いが楽しかった。
まあ、意地っ張りみたいなところもあるロレンスだけど、結局のところはホロにメロメロになってるだろうね。



まだまだこの2人を見ていたいので、続刊がでることを期待。