狼と香辛料 ★★★★★
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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剣も魔法も活躍しない。行商人と美しい狼神が繰り広げるエポック・ファンタジー
個人的に大当たりな作品。
星5つをあげましょう。
これで銀賞なんて。金賞はどれくらいすごいのか、と期待がふくらみます。
以下感想
読み終えた時、ほんわかと、優しい気持ちになれました。
それがこの本の一番の魅力かな、と思います。
物語としては、やや盛り上がりに欠けたかな、というものは否めないような気もしますが
通して感じれたほのぼのした感じもとても良かったと。
豊穣の狼神ホロですが、妙に人間臭いところも良かった。
そんなホロと主人公ロレンスの掛け合いが楽しかった。
まあ、意地っ張りみたいなところもあるロレンスだけど、結局のところはホロにメロメロになってるだろうね。
まだまだこの2人を見ていたいので、続刊がでることを期待。